ちーすけ(長女)が、2年間続けてきた部活を辞めると言い出しました。
あと2ヶ月で仮引退なのに、、、、ダメだったかー😞
入部
ちーすけは中学に入学してから、吹奏楽部に入部しました。
先輩の勧誘が上手だったらしく、この学年は30人ほど入部。(3年15名、2年15名、1年30名)
ちーすけも他の部と迷っていたのですが、体験入部で「上手だねー!!」などと褒められたことが嬉しくて、まんまと勧誘にひっかりました(笑)
入部して1ヶ月はなんの楽器を担当するかを選ぶ期間。
やりたい楽器が重なってしまうと、オーディションで誰がやるかを決めます。
知里は、オーディションをすることなく、話し合いでやりたい楽器をゲットすることができました。
アルトサックスです。
楽器が決定した頃から、不穏な空気が流れ始めました、、、、
なんと、顧問の先生が病に倒れ、病休に💦
新しい顧問は音楽に関してはど素人。コンクールなどの打ち合わせや事務仕事などでいっぱいいっぱい。
子供達を見てくれるどころではありません。(そもそも見れません)
そうなると、子供達はほったらかしで、、、、。各パートごとに先輩が後輩に教えてやっていくしかありません。
まぁそもそも基本的にはそうやってやっていくんですけどね。
それにしても、パートごとの雰囲気が全然違いすぎる😰
きちんと世話をしてくれる先輩がいるパート、ほったらかされていて自分でやるしかないパート、ずっとおしゃべりをしていて仲良しこよしのパート、、、、、、
サックスパートは、ほったらかしパートだったんです😭
入部したのはいいものの、1年生は誰にも教えてもらえることもなく、自己練習のみ。
先輩たちはコンクールの練習に行ってしまうので、いつも教室で1年生だけがポツンと残されて過ごしていました。
ちーすけは人間関係でうまく立ち回れるタイプではないので、パート内の5人の1年生の中でも孤立。
話をする相手もおらず、休憩時間はひたすら絵を描いて過ごしていたと。。。。🥵
この頃は毎日家に帰ってくるたびに、「つまらない」「つらい」「今日も誰とも話さず一人で練習していた」「無視されている」というようなネガティブな言葉ばかりを話していました。
母としては、そんな言葉ばかりを聞いているのも辛いので、「辞めたいならいつやめてもいいんだよー」と伝えていたのですが、、、なんだかんだサックスを演奏するのは好きなようで、黙々と1人で練習を続けていました。
そうこうしているうちに、夏のコンクールが終わり、3年生は仮引退。
ようやく1年生も本格的に練習に参加できるように。
パート内のメンバーでは相変わらずゴタゴタとケンカしたり、また仲良くなったりを繰り返していましたが、
ついに初めての舞台に立てることに。2月の市民吹奏楽祭でした。
この頃からちーすけも部活の楽しさを味わえてきたようで、今までのように「つらい」ということもなく、ストイックに練習に励んでいました。
2年生に進級、そして初めての後輩
2年生になると、初めての後輩ができ、今まで自分たちが放置されて辛かったことを反面教師にして、後輩の面倒を一生懸命見てあげていました。
おかげで後輩には懐かれ、パート内の絆も深まり、毎日楽しい!!と言って帰ってくるようになりました(^ー^)
パートのメンバーのうち3人が同じクラスになったこともあり、クラスでも仲良くしており、思えばこの頃が一番穏やかで安定した日々だったように思います。(1年生の頃はクラスでも仲の良い子がおらず孤立😞)
秋には、サックスパートの2年生5人でアンサンブルコンテストに出場。
まーここでも様々なゴタゴタはありましたが、なんと、地区大会で金賞を受賞。県大会にまで出場することができました!!🙌
ちーすけにとっては、これが大きな自信となったように思います。
しかしながら、、、、この頃から他のパートのメンバーとの対立がさらに深まっていきました。
アンサンブルコンテストに出られるのは1つの学校から2チームだけなので、オーディションで敗れ出場することのできなかったチームから反感を買うようになっていったのです。
普段からパート毎に別々の教室で練習をしていることもあってか、とにかく部活内の雰囲気がバラバラで、、、😰
おまけにちーすけはズケズケとものを言うので、他のおしゃべりばかりのパートに「ちゃんと練習しろ!!」って言いにいったり、「もっとこうしたほうが良くなると思う」と意見したりしていたので、ますます嫌われるターゲットに😭
運の悪いことに、現在の部長・副部長が揃って対立パートのメンバーで、、、(;´д`)
意見を言っても全て無視されてしまう始末。
ちーすけは他のパートの子に陰で「悪女」と呼ばれているらしいです、、、、もう笑うしかないって感じですよね💦
そして最終学年へ
そしてこの春、ちーすけも3年生に進級。またまたクラス替えです。
はい、、、、、仲のいい子が誰もいませんでした。チーン(;´д`)
やばいやばいやばい、、、、またアレが始まるぞ、、、、。
そうです。また始まりました。くらーい顔をして帰宅。
「つまらない」「いつも一人でいる」「悪口を言われている」、、、、、
我が子ながら、なんてネガティブなんでしょう(笑)
さすがネガティブ母さんの娘ですねー💦
4月から新しい音楽の先生が赴任し、吹奏楽部の顧問になってくださったので、これでちゃんと見てもらえる!!っていう期待があったのですが、、、、、
新任の先生で部長・副部長に何を言っても意見を聞き入れてもらえず、結局は寝返ってしまい、ちーすけの味方をしてもらうことはできませんでした。
そしてついに、先日帰宅して一言。「もう部活やめる!!」
我慢の限界を超えてしまったようです。
そうかぁー、、、ついにかー、、、、、。
あと2ヶ月でコンクール。それを終えたら仮引退だったのになぁ、、、、。
ダメだったかー。
でもネガ母、もちろん一つ返事で「いいんじゃない」って言いました。
ちーすけのこれまでの頑張りをずっと見てきて、理不尽な思いをたくさんして、悔しくて、悲しくて、、、
たくさんたくさん頑張ってきたので、もうこれ以上頑張らせる必要はないです。
頑張っている人が辞めなくてはいけない部活って、一体なんなんでしょうね、、、、。
ネガ母も本当は悔しくてたまらないです。
ちーすけは吹奏楽部のエースと先生に言われていたほどで、毎日昼休みにも練習に行っており、
サックスが大好きでした。(他のパートの子は誰一人として昼練習にはきませんでしたよ。下手くそなのに。)
なので、サックスが吹けなくなってしまうのが唯一の心残りなんです。でもごめんね、楽器を買ってあげられるほど経済的な余裕はうちにはないな、、、、😢
でも、、、、部活をやめてもいいよって言ってあげた時の、ちーすけの表情がパァっと明るくなったのを見た時、あーこれでいいんだって思いました。
やっと肩の荷がおりたね。今までお疲れ様。
ほんと、もう十分頑張ったよ。
もしまたサックスをやりたくなったら、高校で吹奏楽部に入ってもいいし、全然違う部活にしてもいいし。
あなたの人生なんだから、あなたがやりたいことを全力でやりなさい。
顧問の先生に退部届を貰いに行ったら、引き止められてしまったとのこと。
みんなで話し合わないかと、、、、、いやいや、それが無理だからやめるって言ってるんだよ。
先生もよーくご存知のはずでは??
同じパートメンバーから止められるのなんとなく予想できていましたが、(メンバーに大泣きされてしまいました💦ありがたいですね😂)先生にはとめられないと思ってたんだけどなー、、、、
でもまぁ、ちーすけの意思は固いので、もう気持ちは変わらんでしょう。
ちーすけは正義感が強くて曲がったことが大嫌い。できないことはとことん練習して、できるようになるまでストイックにやり続ける、、、、
そういうところ、いいところだと思うんだけど、ちょっと人にも厳しいんですよね😰
みんながみんな同じようにできるわけではないし、いろんな価値観の人間がいる。世の中は白と黒だけではなくて、グレーがいっぱいあるっていう事、これから学んでいかないといけません。
いろんな人の個性を受け入れること、時には目を瞑らないといけないことがあるということ。
今回の経験も決して無駄ではなかったと思います。
これからも色んなことを経験して、素敵な大人になっていってほしなーとネガ母は願っております。
さぁ、いざ部活を皆より少し早く引退したのだから、やることは1つですよ、ちーすけさん。
もちろん、受験勉強です!!
ほんと、サックス吹くくらい熱心に勉強に取り組んでくれたらどんなに良いものか、、、😰
まだまだ前途多難なネガ母家ですが、これからも頑張ります!!
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