孤育て

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助産師のひとりごと

まだちーすけ(長女)とぽんち(次女)が小さかった時のお話。(入園前です)

ネガ母は出産前までバリバリ仕事をしてきましたが、自分が子供との時間を大切にしたいという思いが昔からあったので、出産を機に仕事を辞め、専業主婦になりました。

旦那の給料は非常に少なく、ボーナスも出ない状況だったので、生活はいっぱいいっぱいでした。
それでもこれまでのネガ母の貯蓄を頭金にして、中古のマンションを購入。
贅沢はできないものの、食べていくのに困るほどではなかったので、十分満足な生活でした。

だけど、、、一人での子育てって、思っていた以上に孤独なものでした。

旦那は早朝から出かけ、帰りは深夜のため顔を合わせない事がほとんど。
実家は車で30分くらいの場所にあり、わりと近くではあるのですが、うちに車がないため何かあって頼るときはいつも向こうから出向いてもらうようになるため、呼ぶのが申し訳なくてあまり頼れませんでした。

それでも、専業主婦として子供達とじっくり向き合うというのは自分が決めたことでもあり理想だったので、後悔はしていないです。

毎日子供優先の生活。子供の起床時間、睡眠時間に合わせて活動し、朝から夕方まで公園や児童館でたっぷり子供と遊びました。それはそれは、とっても楽しい毎日でした☺️

それでもやっぱり、毎日子供達と3人きりというのは、時々すごく淋しくなったり不安になる日がありましたね、、、。
家の中にずっと1日中いると、イヤイヤ期の子供達のぐずりが容赦なく始まりますし、ネガ母も大人と話がしたい、自分一人の時間を持ちたいと思うこともありました。

大半が楽しい毎日だったとしても、そんな不安定になってしまう日だって誰にでもあるんです。

特に産後すぐはホルモンのバランスが崩れているので、ちょっとしたことですぐに悲しくなったり、涙が出てきたりしますよね。
子供のいたずらやぐずりにもイライラしたりします。

助産師として赤ちゃんに関する知識が十分にあって、育児技術の不安がなかったネガ母ですら辛いと思うことがいっぱいあったのですから、初めての子育てで何もわからない状態からスタートのママにとったら、もっともっと大変な思いをしていることと思います。

孤独な子育て=孤育て

これが一番の子育てのネックなんじゃないかなぁ、、、、

子供のことで行き詰まった時、不安な時、イライラした時、、、いつでも誰かが話を聞いてくれて、助けてくれたら、もっともっと子育てって楽しいものになるんだと思います。

誰もが決して子供のことが可愛くないわけではないんです。
自分が一人で子供の責任を抱えているから辛いんです。

新生児訪問をしていてもそこは顕著に表れてますね、、。

産後のママのサポートをしてくれる人がいるか、いないかの違いで、精神状態の安定度合いが違ってきています。(産後うつの指標アンケート結果により)

ここって、楽しく子育てをしていけるかの一番のネックになっているんじゃないかなぁ、、、、

もちろん、ママ達のパーソナリティもあるので一概には言えませんが💦
子育て環境が孤育てになっている方のほうが、子育てを楽しめない傾向にあるのではないでしょうか。



それでも、以前と比べると新生児訪問の時にパパとお会いすることがすごく増えています。
これまでは10件訪問してやっと1人パパにお会いするかしないか、、、くらいの状況でしたが、コロナ禍以降3件に1人くらいの高確率でパパにお会いしています。

在宅ワークの普及と、育休の推進を実感しています。

やっぱりパパが常に家にいて、一緒に子育てしているのっていいですよね、、、。
パパから質問される内容も、お!!これはちゃんとやってる人の質問だな☺️というのはすぐにわかります。
やっぱりやらないと大変さはわからないですからねー。
ママの大変さがわかれば、お互い思いやることもできるし、子供との絆も深まるので、一石二鳥なのではないでしょうか。。。

まーたまにはお荷物になっちゃってる在宅ワークパパもいますけどね💦



一人で孤育てをしているママ。
辛いときは一人で抱え込まないでください。
ファミリーサポート、産後ケア、子育て相談などなど、、、あなたのことを助けてくれる人は必ずいます。

あなたのことを気にしてくれている、優しい人がたくさんいますからね。
行き詰まった時は迷わず声を上げて、助けを求めてください。
案外、あなたに助けを求められるのを待っているかもしれないですよ。

ネガ母はお節介なので、困ってそうな親子にはガンガン声をかけちゃいます。
迷惑かもしれませんが💦
少なくとも、「人と話せてうれしかった」「褒められてうれししい」なんて思ってくれるママもいるはずですからね。

お節介おばちゃんばんばんざいですよ🤭

全てのママ達が笑顔で子育てできますように。。。











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